フロアタイルの接着剤ってたくさん種類があって、どれを選べばいいのかわからないです。初心者でも失敗しない選び方とかありますか?
もちろんです!フロアタイルの種類や施工場所に合わせた接着剤の選び方と注意点について、しっかりお伝えしますね。この記事を読めば、あなたにぴったりの接着剤が見つかりますよ。
・初めてフロアタイルの施工に挑戦する方
・DIYで失敗しない接着剤の選び方を知りたい方
・フロアタイルの美しい仕上がりを求める方
フロアタイル 接着剤 選び方
フロアタイルを貼る際に使用する接着剤の選び方は、主にタイルの素材や貼る場所の条件に依存します。フロアタイルは基本的に塩ビ素材なので、接着剤の選び方と注意点を詳しく解説します。
塩ビタイル用接着剤の選び方
塩ビタイルなどのフロアタイルには、専用の接着剤を使用することが重要です。特に、湿気や温度変化の影響を受けやすい場所では、耐水性や耐熱性のある接着剤を選ぶとよいでしょう。
また、接着剤を塗布する際には、オープンタイム(接着する前の放置時間)を適切に取ることが大切です。これにより、接着力が強化され、タイルの仕上がりが美しくなります.以下を参考にしてください。
ウレタン樹脂系接着剤:エポキシ樹脂系の接着剤は、高い接着力と耐水性を持ち、湿度の高い場所や水回りの施工に適しています。また、エポキシ樹脂は耐久性も高いため、長期間使用する場所におすすめです。
アクリル樹脂系接着剤:アクリル樹脂系接着剤は、匂いが少なく、室内での使用に適しています。特に、匂いが気になるリビングや寝室での施工には最適です。また、乾燥時間が短く、短時間での施工が可能です。
以下の表を参考にしてニーズに合った物を選びましょう。※商品名をタップするとAmazonサイトに移ります。
フロアタイルの素材 | 推奨される接着剤の種類 | 具体的な商品例 | 特徴 |
塩ビタイル | ウレタン樹脂系接着剤 | ルビロン101 | 高い耐水性、屋内外どちらでも使用可能。耐久性が求められる場所に最適 |
塩ビタイル | アクリル樹脂系接着剤 | 東リ エコAR600 | 低臭気、室内での使用に適している。乾燥時間が短く、速やかな施工が可能 |
クッションフロア (塩ビタイル) | 専用接着剤 | リリカラCF糊 | 高い粘着力、乾燥した下地に最適。湿気の多い場所では使用に注意が必要 |
リリカラレイフロア (塩ビタイル) | ピールアップ接着剤 | リリカラピールアップ | 短い乾燥時間、再貼り直しが容易で、施工のしやすさが特徴 |
浴室・水回り | エポキシ樹脂系接着剤 | なし(推奨される製品は地域やメーカーによる) | 高い耐水性と耐久性。常に水に浸かる場所にはモルタル施工が推奨 |
高温環境(サウナ・暖炉) | モルタル | なし(モルタル施工を推奨) | 一般的な接着剤では対応不可。モルタルによる施工が必要 |
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フロアタイル 接着剤の注意点やおすすめを解説
接着剤を使用する際には、いくつかの注意点があります。これを守ることで、フロアタイルの仕上がりが大きく向上します。
施工前の準備
フロアタイルを貼る前に、下地の温度を一定に保ち、接着剤を均一に塗布することが重要です。特に、施工前にタイルを室温に馴染ませておくことで、温度変化によるタイルの伸縮を防ぐことができます。また、接着剤を塗る際には、クシを使って均一に広げることが必要です。
耐水性と耐熱性を考慮した接着剤選び
屋外や水回りで使用するフロアタイルには、耐水性の高いウレタン樹脂系接着剤が適しています。また、サウナや暖炉の周りなど、高温になる場所では、耐熱性のある接着剤を選ぶことが重要です。一般的な接着剤では、60℃以上の温度には耐えられないため、専用の接着剤を選びましょう。
まとめ
フロアタイルの施工には、使用場所や条件に合わせた適切な接着剤の選び方が不可欠です。選ぶ接着剤によって、仕上がりや耐久性が大きく変わるため、事前にしっかりと調査し、最適な接着剤を選びましょう。これにより、フロアタイルの美しさと耐久性を長く保つことができます。